ヨガの種類を徹底解説!初心者から中級者まで体調や目的に合わせて選べるYogaガイド

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「ヨガにはさまざまな種類があると聞くけれど、どれを選べばいいの?」「運動量の少ないヨガと激しいヨガの違いは?」と悩んでいませんか?
ヨガ(ヨーガ、Yoga)はインド発祥で、伝統的な思想やスピリチュアルな側面を含みながら、現代では心身の健康やダイエット、ストレス解消など、多くの人々のライフスタイルの一部として世界的に普及しています。
本記事では、代表的なヨガの種類と効果、初心者から中級者までの選び方を分かりやすくまとめました。さらにレッスン予約や体験時のポイント、ピラティスとの違いやホットヨガの人気スタジオ情報などもあわせて紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてください。

目次

はじめに:ヨガとは何か?

ヨガは本来、身体と精神を統一し、自己の内側に意識を向けて悟り(サマーディ)へ至ることを目的とした伝統的な実践といわれています。「ヨガ」という言葉には「つなぐ」「結合する」という意味があり、身体だけでなく精神や呼吸、日常生活全体に働きかける行為でもあります。

インドを中心に長い歴史の中で発展してきましたが、現代のヨガはフィットネスやストレス解消、ダイエット効果を重視したものも多く、運動不足の解消やインナーマッスルの強化を目的にプログラム化されている流派も存在します。日本でも社会や文化に合わせて多くのスタイルが普及し、女性をはじめ男性にも人気が高まっています。

ヨガの歴史と思想

ヨガの起源はインダス文明にまでさかのぼると考えられています。古代インドの聖典『ウパニシャッド』や『ヨーガ・スートラ』などにその教えが記されており、当時から宗教的・スピリチュアルな影響が強い修行の手段として扱われてきました。近代になるとインドの指導者や弟子が欧米に伝え、世界的に拡大しました。

日本では1960~70年代にかけてヨガブームの潮流が起こり、その後1990年代には「オウム真理教」の事件によって一時的にヨガ全体が誤解される時期もありました。しかし、2000年代からはホットヨガなど新しいスタイルが普及し、美容と健康、ストレスの緩和など多角的な効果が注目され、再び大きくブームが訪れています。

代表的なヨガの種類と特徴

一口に「ヨガ」といっても、その流派やスタイルは多岐にわたります。以下では、代表的な種類を中心に特徴や運動量、難易度などを見ていきましょう。

ハタヨガ

「ハタ(Hatha)」はサンスクリット語で「力」を表す言葉とされ、体を動かして心身を整える伝統的なヨガの総称です。呼吸法とポーズ(アーサナ)をゆっくり行い、基礎を重視するため初心者にも受け入れやすい特徴があります。ヨガ教室やスタジオで最も一般的に行われるスタイルで、運動量は比較的中程度です。身体の柔軟性を高め、リラックス効果も期待できます。

アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは、太陽礼拝をベースに呼吸と動作を連動させながら、決められたポーズを順番に行う伝統的かつ動きの多いヨガです。運動量が大きく、体力や集中力を要求されるため、中級者以上に人気があります。筋力を使ったポーズが多く、ダイエットや体幹強化、精神的集中力の向上に効果があると言われています。

パワーヨガ

アシュタンガヨガをもとにアメリカで考案されたのがパワーヨガです。伝統的なヨガよりもフィットネス要素を強く取り入れ、自由度が高いのが特徴です。ダイナミックな動きで筋力や持久力、心肺機能を高めることを目的とするので、運動量も多め。日常生活での代謝アップやダイエットにも適しており、男性にも人気があります。

アイアンガーヨガ

インドの指導者B.K.S.アイアンガーが創始した流派で、ブロックやベルトなどのプロップスを使いながら、正確なアライメント(ポーズの位置・姿勢)を重視するのがアイアンガーヨガの特徴です。身体的負担を軽減しつつ深い伸びや安定感を得られるため、怪我のリスクが少なく、初心者から高齢者、リハビリ目的の方にも取り入れやすいスタイルです。

シヴァナンダヨガ

シヴァナンダヨガは呼吸法・瞑想・ポーズ・リラクゼーションをバランスよく組み込んだ伝統的なヨガ。太陽礼拝や12の基本ポーズを中心にゆっくり進めていくため、ハタヨガ同様に初心者にも取り組みやすいのが特徴です。食事法や生活習慣にも言及するなど、全体的な健康とスピリチュアルな向上を目指します。

ヴィンヤサヨガ

ヴィンヤサヨガは「呼吸と動作を連動させる」スタイルで、アシュタンガヨガほど形が固定されておらず、インストラクターによって流れや組み方が異なります。ポーズからポーズへと流れるように動くため、運動量は中程度から高めで心地よいリズム感があります。体内のエネルギーの流れを感じながら、心身をリフレッシュさせたい方におすすめです。

陰ヨガ

陰ヨガは、筋肉を大きく動かす動的なヨガとは異なり、ポーズを静止して深部の結合組織や関節をじっくり伸ばすゆったりとしたスタイルです。1つのポーズを長くキープし、身体だけでなく思考も落ち着かせる効果が期待されます。運動量は少ないですが、身体の深い部分で柔軟性を高め、リラックス効果を得たい方におすすめです。

リストラティブヨガ

ボルスターやブランケット、ブロックなどをふんだんに使い、身体をサポートしながら完全にリラックスを目指すヨガがリストラティブヨガです。「積極的に休む」ことが最大の目的で、ストレス緩和や疲労回復など精神的にも身体的にも癒やしを得られるスタイルです。ケガや病気のリハビリ、妊娠中の女性にもやさしいプログラムとして人気があります。

ホットヨガ

日本で一大ブームを巻き起こしたのがホットヨガです。約38~40度の暖かい環境下で行い、発汗を促進しながらデトックスや血行促進を狙います。筋肉が温まりやすいため柔軟性も高めやすく、ダイエット効果やストレス解消を求める方に支持されています。
全国展開のスタジオとしてはLAVAが有名で、予約をして体験レッスンを受けられるコースも充実しています。

その他のユニークなヨガ

上記で紹介した流派以外にも、対象や目的によってさまざまなスタイルが展開されています。ここでは、その一部を簡単に見てみましょう。

マタニティヨガ

妊娠中の女性向けヨガで、無理のない呼吸法や軽いポーズでリラックスとストレス解消を目指します。血行促進や腰痛・むくみの緩和にも効果的とされますが、体調面には充分注意が必要です。医師やインストラクターとの相談を行いながら進めると安心です。

SUPヨガ

海や湖などの水上でボード(SUP:Stand Up Paddleboard)を使って行うヨガです。水の上でバランスをとるため、体幹(インナーマッスル)を強化しやすく、自然を感じながら開放的に楽しめるのが魅力です。運動量はスタイルによりますが、レジャー感覚で取り組む人が増えています。

エアリアルヨガ

天井から吊るしたハンモック状の布(シルク)を使って宙に浮いた状態で行うヨガです。逆さまのポーズや浮遊感を活かし、背骨や関節を伸ばしたり、身体のコアバランスを鍛えるのが特徴。非日常的な感覚が味わえるため、レッスンが一種のアクティビティとして人気を集めています。

ヨガとピラティスの違い

ヨガとピラティスは、呼吸法やポーズを用いて身体を整える点では似ています。しかし、その成り立ちや目的には違いがあります。ヨガは古代インド発祥の精神的・スピリチュアルな思想をベースに持ち、身体を動かすことで内面と外面を統合していくもの。一方、ピラティスは近代にドイツ人のジョセフ・ピラティスがリハビリや身体機能向上を目的に開発したエクササイズで、主にコアの筋力アップや姿勢改善などに特化しています。

ダイナミックなポーズを楽しみたい人、精神面も重視したい人はヨガ、身体機能の向上やインナーマッスルを効率よく鍛えたい人はピラティスが向いているケースが多いでしょう。ただし、どちらも健康維持やストレス軽減に効果が期待できるので、両方を組み合わせてみるのもおすすめです。

ヨガを実践するメリット

ヨガには多面的なメリットがあります。ここでは主な4つを挙げ、初心者から中級者までが得やすい効果を見ていきましょう。

1. ダイエット効果

アシュタンガヨガやパワーヨガ、ホットヨガなど運動量の多いスタイルでは、筋力と柔軟性を高めながら代謝をアップし、脂肪燃焼を促進すると言われています。さらに、正しい姿勢の維持や呼吸法によりインナーマッスルを鍛えることで、太りにくい体質へ近づくことも期待できます。

2. ストレス解消

ヨガは深い呼吸とゆったりした動きにより、副交感神経を優位にしてリラックス状態を作りやすいのが特徴です。陰ヨガやリストラティブヨガなど、静的アプローチに重きを置くスタイルはストレス低減、日常生活の緊張緩和に役立ちます。心身のバランスを整えることで、気持ちを前向きにする効果が期待できるでしょう。

3. 柔軟性・筋力アップ

ダウンドッグや戦士のポーズなど、ヨガには身体をしっかり伸ばしながらも筋力を必要とするアーサナが数多くあります。継続することで、柔軟性向上だけでなく身体の安定やコアの強化が図れます。怪我の予防、姿勢改善、肩こりや腰痛の緩和にもつながる可能性があります。

4. 精神的安定

ヨガは「今ここ」に集中する瞑想的な要素も含まれており、頭の中をクリアにする習慣に役立ちます。呼吸やポーズを丁寧に行うことで、自己の内側を見つめ直し、マインドフルネスを育むといわれています。メンタル面での落ち着きや集中力の向上、自己肯定感のアップなどが期待できるでしょう。

ヨガを始めるには?体験・予約のポイント

ヨガを初めて体験する際は、スタジオや教室の予約を入れてレッスンを受けるのが一般的です。以下のポイントを押さえましょう。

  • 目的や悩みに合ったスタイルを選ぶ:ダイエットが目的なら運動量の多いパワーヨガやホットヨガ、リラックスを重視するなら陰ヨガやリストラティブヨガなど。
  • インストラクターとの相性:初心者向けのクラスや体験レッスンを活用し、指導が丁寧な先生を探す。
  • 時間と場所:続けるには通いやすい場所、スケジュールに合った時間帯を選ぶのが大切。
  • レッスン料・プログラム内容:スタジオによっては月額制、チケット制など料金体系が異なるので比較検討する。

ホットヨガスタジオのLAVAなどは全国に店舗があり、体験レッスンの予約も取りやすいので、初心者が雰囲気を掴むにはうってつけです。自宅から近い教室やオンラインレッスンも活用しながら、自分に合うヨガライフを始めてみましょう。

ヨガウェアと道具選び

ヨガを行う際は動きやすいウェアとヨガマットを準備すると快適です。ウェアは身体にフィットしすぎず、かつポーズの邪魔にならないものを選びましょう。最近ではおしゃれで機能性の高いヨガウェアが数多く登場しており、好みのデザインや素材を選ぶ楽しさもあります。

また、ブロックやストラップ、ボルスターなどのプロップスもあるとポーズのサポートがしやすく、初心者でも安全に行いやすくなります。

目的別おすすめヨガスタイル一覧

目的おすすめヨガ運動量
ダイエットパワーヨガ / アシュタンガヨガ / ホットヨガ高め
ストレス解消陰ヨガ / リストラティブヨガ / ハタヨガ低~中
柔軟性アップハタヨガ / アイアンガーヨガ中程度
精神集中アシュタンガヨガ / シヴァナンダヨガ中~高
リハビリ/怪我予防アイアンガーヨガ / リストラティブヨガ低~中

【PR】おすすめのホットヨガ体験とおしゃれヨガウェア

ヨガをこれから始める方に、人気のスタジオとヨガウェアのご紹介です。ぜひ参考にしてみてください。

◆ホットヨガを体験してみたい方におすすめ:

全国に多くのスタジオを展開し、初心者向けプログラムが豊富な「ホットヨガスタジオLAVA」は、体験レッスンも人気です。暖かい室内でのヨガは血行促進・発汗作用が高く、ダイエットやストレス解消を目指す方にぴったりです。

▼体験レッスンの詳細・予約はこちら

◆おしゃれで機能的なヨガウェアを探している方に:

シルエットや素材にこだわった韓国No.1ヨガウェアブランド「XEXYMIX(ゼクシィミックス)」も大人気。快適な伸縮性とデザイン性の高さが魅力です。思わずレッスンに行くのが楽しみになるウェアを手に入れましょう。

▼公式オンラインストアはこちら

まとめ:自分に合ったヨガで心身を整える

ヨガには多彩な種類やスタイルがあり、運動量も効果もそれぞれ異なります。初心者の方は無理なく基礎を身につけられるハタヨガや陰ヨガ、リストラティブヨガなどから始めるのも良いでしょう。ダイエットや筋力向上を目指す方は、パワーヨガやアシュタンガヨガ、ホットヨガなどアクティブなプログラムがおすすめです。

ヨガは継続することで身体と精神のバランスが整い、日常生活でもポジティブな変化を実感しやすくなります。ぜひ自分の目的や体調、ライフスタイルに合った流派を見つけて、心地よいヨガライフを楽しんでください。

これからもyogerblogでは、ヨガに関する最新情報や実践的なアドバイスをお届けします。あなたのヨガライフを応援しています!

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この記事を書いた人

アスリートとして活躍していた過去に大きな怪我を経験し、引退を機に“身体の仕組み”を深く学ぶ道へ。サロン勤務やスクール講師として現場経験を積みながら、現在は自身の知見をもとに、独自のボディメソッドを発信しています。

「身体は一生のパートナー」。そんな想いを胸に、安心して身体を預けてもらえる存在を目指して——。
日本MTC療術士協会認定の整体師・リンパマッサージ師として、yogerblogでは心と身体の整え方をやさしく、わかりやすくお届けしています。

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