【ヨガで猫背を改善】正しい姿勢をキープして若々しい印象へ

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猫背を治して姿勢を良くしたいとお考えの方へ。本記事では、ヨガを活用した猫背改善の方法を解説します。猫背が気になると見た目の印象が老けて見えたり、肩こりや背中のハリを感じやすくなりますが、実はヨガで効果的にアプローチできるのです。無理なく続けられるポーズをぜひ日常に取り入れ、背骨や肩甲骨まわりの筋肉をしなやかに保ちましょう。

この記事では、猫背の原因や簡単なチェック方法、そして姿勢を改善するヨガポーズのやり方を紹介します。ヨガ初心者の方でも気軽に実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

猫背になる原因と、姿勢を悪くする生活習慣

長時間のスマートフォン操作やパソコン作業で背中が丸くなる“猫背”は、大人も子供も悩まされやすい姿勢不良の一つです。ひじを突き出したり、背中を丸めたりする癖が続くと、肩甲骨まわりや背筋の筋力が低下してしまいます。加えて、骨盤が後ろに倒れたまま固まりやすくなり、反対にお腹やお尻の筋肉が衰えることで、結果として猫背が固定化されてしまうのです。

  • スマートフォンの見すぎで常に前かがみになる
  • イスに座る時に足を組んだり、姿勢が崩れたまま長時間過ごす
  • 肩こりや背中のハリを感じてもストレッチをせず放置する
  • 両手で抱え込む荷物が重たく、片方の肩ばかりに負担をかける

これらの生活習慣を放置すると猫背が進み、背骨の位置や肩甲骨の動きが制限されてしまいがちです。猫背を改善するには、筋肉や骨格の使い方を変えていく必要があります。ここでおすすめなのが、身体を総合的に捉えてケアできるヨガのアプローチです。

猫背を放置すると起こり得るデメリット

猫背のままでは、見た目が老けて見えるだけでなく、以下のようなデメリットを感じやすくなります。

  • 肩こりや首こり:頭が前に出てしまい、負担が増加
  • 呼吸が浅くなる:胸まわりが狭くなり、酸素不足による疲労感
  • 冷えやむくみ:血行が悪くなり、代謝が低下
  • 背骨や骨盤のゆがみ:筋力低下や体幹バランスが崩れる

とくに姿勢が悪いと「自信が無さそう」「疲れて見える」といった印象を与えることもあります。猫背を矯正し、美しい姿勢をキープすることは、見た目の若返り効果だけでなく身体機能の改善にもつながります。

猫背チェック:自分の姿勢を簡単にチェックする方法

まずは現在の猫背度合いを確認してみましょう。簡単なチェック方法を2つご紹介します。

  • 壁チェック:後頭部、肩甲骨、お尻、かかとを壁に付けて立ちます。
    このとき頭が前に浮いたり、背中が壁から離れがちな方は猫背の可能性大です。
  • スマホの自撮りチェック:横向きの全身写真を撮り、耳、肩、骨盤、足首が一直線になっているかチェックします。
    頭や肩が前に出ていれば猫背の可能性大です。

一度このようにご自分の姿勢をチェックしてみると、どこに歪みや傾きがあるのかが可視化されます。現在の状態を知ることで、改善のゴールを明確にしやすくなります。

ヨガで猫背を改善するメリット

猫背矯正を目的としたストレッチや運動はいくつもありますが、その中でもヨガを選ぶメリットは次のとおりです。

  • 骨盤や背骨を意識的に使い、正しい姿勢へ導きやすい
  • 呼吸を深めることで肩まわりの緊張を解きやすい
  • 普段使わない筋肉を目覚めさせ、柔軟性を高める
  • 心身をリラックスさせ、ストレス軽減にもつながる

ヨガでは、ゆっくりと身体を動かしながら呼吸を意識するので、集中力が高まりやすくなります。姿勢矯正の効果はもちろん、筋肉や関節の保護、血行促進など、身体全体に良い影響を与える点が特徴です。

猫背に効果的なヨガポーズ3選

ここからは、猫背改善におすすめのヨガポーズを3つ紹介します。いずれも肩甲骨・背中・骨盤まわりをバランス良く刺激し、姿勢改善に働きかけるものばかりです。ポーズを行うときは、無理のない呼吸で進めましょう。

1. 三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)

背骨を伸ばし、股関節を開きながら上半身を後ろに反らすポーズです。肩甲骨を寄せて胸を開くことで、猫背になりがちな背中をしっかり伸ばせます。

  • 両足を前後に開き、前のひざを90度に曲げる
  • お尻の位置を下げつつ、後ろ足のひざを床につける
  • 両手を天井方向に伸ばし、ひじを軽く伸ばして胸を広げる
  • 3〜5呼吸ほどキープしたら、反対側の足でも行う

2. スフィンクスのポーズ(サーランバ・ブジャンガ・アーサナ)

うつ伏せになって上体を起こすポーズです。肩甲骨や背骨まわりの筋肉を使い、正しい姿勢を保つ筋力を養います。

  • うつ伏せになり、ひじを肩の真下につく
  • 手のひらを床に置き、肩を下げて胸を開く
  • 視線はやや斜め上、首を長く保ちながら3〜5呼吸キープ
  • 背中に痛みが出る場合は、ひじを少し前にずらす

3. 橋のポーズ(セツバンダーサナ)

背面の筋肉を強化し、正しい姿勢を長時間キープしやすくするために効果的なポーズです。腰まわりやお尻、太ももの筋肉も同時に使えるので、代謝アップにもつながります。

  • 仰向けになり、ひざを立てて足裏を床に置く
  • 両手は身体の横におき、かかとはお尻に近づける
  • 息を吸いながらお尻を持ち上げ、肩甲骨を寄せる
  • 3〜5呼吸キープしたら、ゆっくりと床に戻す

ヨガ習慣を始めるなら

猫背改善を目指すなら、定期的にヨガレッスンを受けてフォームの確認をするのもおすすめです。インストラクターの指導により、背骨や骨盤の位置を意識した正しいポーズを学べます。

とくにホットヨガやオンラインヨガはスキマ時間で通いやすく、ストレッチ効果が高い環境や自宅環境でレッスンを受けられる点が人気です。姿勢を矯正したい方は自分に合ったレッスンを選択してみましょう。以下はおすすめのサービスです。

▼ホットヨガスタジオに通ってみたい方におすすめ

▼姿勢改善に特化した女性専用のマシンピラティスに興味がある方におすすめ

姿勢改善グッズの活用も検討しよう

ヨガの習慣に加えて、日頃から背中や骨盤をサポートする姿勢改善グッズの使用を検討するのも良い方法です。

楽天などの通販サイトでは、5つ星レビューが多い姿勢矯正ベルトやクッションなどが多数販売されています。価格や出品者の評価を見ながら、自分に合った商品を最短で注文して試すことも可能です。

一方で、過度に矯正力の強いベルトを長時間つけると筋力が弱まりやすくなることもあります。適切な使用時間を守り、ヨガのストレッチやエクササイズと並行して使うと効果的です。

【図で見る】背骨を伸ばすイメージ

イメージしづらい方のために、背骨が伸びやすい姿勢を確認してみましょう。

首の後ろを長く保ち、あごは引きすぎないように注意します。さらに、肩甲骨を軽く寄せて、ひじを自然に曲げると呼吸が深まりやすくなります。猫背対策だけでなく、背中全体のラインが整いやすくなるため、見た目にも変化が現れやすくなるでしょう。

まとめ:ヨガで猫背を改善して美しい姿勢をキープしよう

猫背を治すには、まず自分の姿勢を客観的にチェックし、原因となる生活習慣を見直すことがスタートラインです。ヨガで背骨や肩甲骨をしなやかに動かし、呼吸を深めることで、筋肉の柔軟性や体幹をバランス良く鍛えられます。結果として背中がスッと伸びた美しい姿勢が手に入り、見た目の若返りにもつながりやすいです。

「ヨガは初めて」という方でも、無理のないペースで少しずつ継続すれば効果を感じやすくなります。オンラインレッスンやホットヨガ、ピラティスなど、ライフスタイルに合わせて選択できる方法はさまざまです。ぜひご自身に合ったスタイルで取り組んでみてください。


yogerblogでは、ヨガを通じて心身の調和と豊かなライフスタイル実現をサポートしています。猫背に限らず姿勢や健康にまつわる情報を分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひ今後も参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

アスリートとして活躍していた過去に大きな怪我を経験し、引退を機に“身体の仕組み”を深く学ぶ道へ。サロン勤務やスクール講師として現場経験を積みながら、現在は自身の知見をもとに、独自のボディメソッドを発信しています。

「身体は一生のパートナー」。そんな想いを胸に、安心して身体を預けてもらえる存在を目指して——。
日本MTC療術士協会認定の整体師・リンパマッサージ師として、yogerblogでは心と身体の整え方をやさしく、わかりやすくお届けしています。

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