ヨガで肩こりを改善!即効性のあるポーズと根本原因へのアプローチを解説

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長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎで、肩まわりがガチガチになっていませんか?肩こりは、放っておくと頭痛や吐き気などの不調につながることもあり、多くの現代人が抱える深刻な悩みの一つです。

そんなつらい肩こりの解消・予防に、ヨガが効果的だと言われています。ヨガは、単に身体を動かすだけでなく、呼吸やリラックス効果を通じて、肩こりの根本原因にアプローチできるからです。この記事では、ヨガが肩こりにもたらす効果の仕組みから、初心者でも簡単にできるポーズ、そしてより効果を高めるためのヒントまで、詳しく解説します。ヨガを通して、心も身体も軽くなる感覚を一緒に体験してみましょう。

目次

なぜヨガは肩こり改善に効果的なの?その3つの理由

ヨガの動きや呼吸が、肩こり改善にどのように役立つのか、その理由を3つご紹介します。

1. 血行を促進して筋肉の緊張を和らげる

ヨガのポーズは、肩まわりや肩甲骨、背中などの凝り固まった筋肉をゆっくりと動かし、血流を促進します。血行が良くなることで、筋肉に溜まった疲労物質が流れやすくなり、肩まわりの緊張がほぐれ、つらい痛みの軽減につながるでしょう。

2. 姿勢を改善して根本原因にアプローチする

肩こりの大きな原因の一つは、猫背や前かがみになった姿勢です。ヨガでは、背骨を伸ばし、肩甲骨を正しい位置に戻すポーズが多くあります。正しい姿勢を保つための筋力と柔軟性が身につくことで、肩まわりへの負担が軽減され、肩こりの根本原因にアプローチできるでしょう。

猫背の改善に効果的なヨガポーズについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

猫背を改善するヨガポーズ3選

3. 自律神経を整え、精神的なストレスを軽減する

ヨガは、ポーズと同じくらい「呼吸」が重要です。深い腹式呼吸を意識することで、リラックス効果をもたらす副交感神経が優位になり、心身の緊張やストレスを和らげます。精神的なストレスは肩こりを悪化させる原因となるため、心を穏やかに保つことは肩こり解消にもつながるでしょう。

【初心者向け】肩こり解消に即効性のあるヨガポーズ5選

ここからは、ヨガ初心者でも自宅で簡単にできる、肩こり解消に効果的なポーズを5つご紹介します。いずれのポーズも、気持ち良いと感じる範囲で行うことが大切です。

1. 糸通しのポーズ(ウッタナ・シショーサナ)

肩甲骨まわりをしっかりと伸ばし、肩まわりの筋肉の緊張を和らげます。特に肩甲骨の動きが硬いと感じる方におすすめです。

  • やり方: 四つん這いになり、右手で左の脇の下をくぐらせ、右肩を床につけます。左手は頭の先に伸ばし、気持ち良く伸びる位置で数回呼吸を繰り返します。反対側も同様に行いましょう。

2. 鷲(わし)のポーズ(腕だけ)

肩甲骨まわりを大きく広げ、背中の緊張を和らげます。血流が促進され、肩まわりがじんわりと温かくなるのを感じられます。

  • やり方: 楽な姿勢で座り、両腕を交差させ、肘を曲げて手の甲を合わせるか、手のひらを合わせます。息を吸いながら両腕を上に持ち上げ、肩甲骨の間を広げるように意識します。数回呼吸を繰り返してから、腕を解放します。

3. 猫と牛のポーズ(キャットアンドカウ)

背骨全体を柔軟に動かし、背中の血行を促進します。猫背の改善にもつながり、肩こりの根本原因にアプローチできます。

  • やり方: 四つん這いになり、息を吸いながら背中を反らせて顔を上げます(牛のポーズ)。次に、息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込みます(猫のポーズ)。この動きを呼吸に合わせて数回繰り返します。

4. 魚のポーズ(マツヤーサナ)

胸を開き、肩まわりを広げるポーズです。首や肩まわりの筋肉の緊張を和らげ、呼吸を深くする効果が期待できます。

  • やり方: 仰向けになり、手のひらを下にしてお尻の下に入れます。肘で床を押し、胸を高く持ち上げ、頭頂部を床につけます。首に負担がかからないように注意し、数回呼吸を繰り返します。

5. ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァーナーサナ)

全身を気持ち良く伸ばす、ヨガの代表的なポーズの一つです。肩まわりだけでなく、背中や脚の裏側までストレッチでき、全身の血流を促進します。

  • やり方: 四つん這いから、足の指を立ててお尻を天井に持ち上げ、逆さまの「く」の字になります。手のひらで床を強く押し、頭のてっぺんからお尻まで一直線になるように意識しましょう。

まとめ|ヨガで肩こりのない快適な毎日へ

ヨガは、つらい肩こりを一時的に楽にするだけでなく、姿勢やストレスといった根本原因にアプローチできる、非常に効果的な方法です。日々の生活にヨガの動きや深い呼吸を取り入れることで、肩まわりの緊張がほぐれ、心も身体もリラックスできるでしょう。

もし、一人でヨガを続けるのが難しいと感じるなら、オンラインレッスンやスタジオに通うことも良い方法です。プロのインストラクターが、あなたの身体に合った正しい動きを丁寧に教えてくれます。無理のない範囲で、ヨガを習慣にして、肩こりのない快適な毎日を手に入れていきましょう。

yogerblogは、ヨガやピラティスを通じて、あなたのライフスタイルがより豊かになるための情報をお届けしています。

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この記事を書いた人

アスリートとして活躍していた過去に大きな怪我を経験し、引退を機に“身体の仕組み”を深く学ぶ道へ。サロン勤務やスクール講師として現場経験を積みながら、現在は自身の知見をもとに、独自のボディメソッドを発信しています。

「身体は一生のパートナー」。そんな想いを胸に、安心して身体を預けてもらえる存在を目指して——。
日本MTC療術士協会認定の整体師・リンパマッサージ師として、yogerblogでは心と身体の整え方をやさしく、わかりやすくお届けしています。

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